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林博士の実験でも、 「栄養培地の中の菌活動と繁殖のすざましさは驚くほどだ」と感想するほど、菌の増殖力が強いようです。
この菌は目下、塩素消毒によってのみ対策が立てられています。
しかしきれいに消毒した風呂にも、人が入ってしまうと、 たちまちレジオネラ菌がいっぱいになるので、毎日毎日の消毒清掃の作業が欠かせません。大変な作業です
こんな始末の悪い菌には、「それをやっつける善玉菌を活用したらどうだ」の私たちの発想があって、 林博士が持っているストックの中で、レジオネラ抑制菌の検索開発が始まり、
そうしてすばらしい抑制力の有る菌株が発見されました。
抑制菌発見までに、いくつもの菌株をレジオネラ菌と拮抗テストしてついに発見したものひとつです。
この菌はバチルス属の仲間で、 GRAS(Generally recognized as safe)「一般に安全が認められた」菌として登録されているもので、
人間、動物には危害が発生いたしません。
目下この菌の、レジオネラ菌に対する、すばらしい抑制力をテスト中ですが、栄養培地を入れた浴槽に、
レジオネラ菌を繁殖させ、抑制菌を入れて12時間、 レジオネラ菌が一株も残らず無くなっていることが確認できてます。
抑制菌がレジオネラ菌をえさにして繁殖した結果、レジオネラ菌の姿がなくなったのです。
抑制菌は増殖するとき、栄養を必要とします、その栄養素にレジオネラ菌の蛋白質がなったことになります。
レジオネラだけでなく、浴槽の有機質、垢(蛋白質)脂肪も分解し、きれいな水に変える力もあります。
いずれにしろ第一段階は終わり、いま次のステップに進んでいます、 おそらく、そう遠くならないうちに、もっと確実な情報を発表することが出来るでしょう。
これも有用微生物の活用による、病害微生物の拮抗抑制の良い例になります。
ただし微生物は化学製品と違い、絶対的の答えは出ないケースもあれます、また化学的証明の難しい物質です。
そこに認可商品になる難しさがあります。
しかし微生物は無限の可能性を秘めた、未来志向の生産財であることは確かです。
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