畜産と食品のトピックス (畜産と食品の安全性をめぐるニュース、コメントなど)
SE、SG(家禽チブス)に対する『サルトーゼ』抑制効果試験

SE(サルモネラ・エンテリティディス)及び韓国で発生している SG(鶏チブス菌、 サルモネラ・ガリナルム)に対し生菌剤(サルトーゼ)の抑制効果を平板での培地で試験をした。 培地にSE菌、及びSG菌を接種し、SE培地、SG培地を作成、 その培地にサルトーゼをスポット接種し、 抑制クリアゾーンを確認した。

1.SEのYM培地でのサルトーゼ抑制テスト
SE菌株1×10 6 /mlを接種、SE菌が増殖、培養されたYM-SE培地を作り、 その培地にRL菌(サルトーゼ主要菌)をスポット移植し、SE菌の抑制効果を観察した。
RL菌(トルファン菌)が大きなクリアゾーンを作り、SEに対して強い抑制効果を表している。
他に、SP菌(一般的に市販されている Bacillus subtillus 菌)を同条件でスポット接種した。 SP菌はSEに対してほとんど抑制効果がない。 ※クリアゾーンは、RL菌が産出した酵素が、SEを溶解した結果できる無菌地帯である。
2. SG菌の同じYM培地でのRL菌(サルトーゼ)の抑制試験
SEと同じようにSGに対してもサルトーゼは強い抑制力を示す。SP菌 ( Bacillus subtillus 菌)の効果は認められない。
3. DP培地(Dexton, Pepton)での各種菌株の抵抗テスト
SG菌をDP培地に接種した後、SE、RL、SP菌を同場所に接種、 拮抗テストで繁殖力を観察。RL菌が完全にSG菌を抑圧している。他のSP菌の反応は少ない。 また、SEとSGではSE菌が繁殖力が若干強い。
4. YM培地(Yeast and Malt)でのDP培地と同じ拮抗テスト
この培地でもRL菌の繁殖力が最も強いことが認められる。
      2004/3/18
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